空と雲



「ねぇ、こんなとこまで来て話ってなに?」


期待してる自分。

小説とか、マンガとかドラマとか

ありがちなシチュエーションじゃん?

自然と、もじもじしてしまう自分少し気持ち悪いな(笑)

「いや、その……」


なぜか廣田までもじもじしてる始末だ。

そんな姿まで可愛く感じてしまうのは

やっぱり廣田を好きになりすぎてるから?


「よし、言うぞ」


ほっぺを1度ぺちんと叩く廣田。


やばい、ドキドキし過ぎて吐きそうだ。


「わり、白間。明日から一緒に学校いけねーや」

え?