―――――――とくり。 箱が、脈打ったのだ。 もしかしたら生き物が入っているのかもしれないと慌てて開けようとしたけれど、不思議なことにどこにも開けられるような部分がない。 ……信じられないけれど、この箱自体が鼓動しているのだ。 「何、これ……」