公園の隅の方に、誰か居る。 その人はしゃがみ込んでいて、何をしているのかわからない。 あたしは少し気になって、声を掛けようとした。 その時…。 「寒ぃよな。悪い、家に連れて帰れなくて」 誰かに話しかけていた。 その人は、傘をその場に置き、 そのまま立ち上がって振り返った。 「「あ…」」 あたしとその人は、目がバッチリと合った。