「…………」 「…………」 どうしようめっちゃ無言…! な、何か話題をぉ…! 「え、えっと…あ、あの!名前なんて言うんですか!?」 「えっ……」 私のバカァァァァッッ!!! それはないでしょそれは!! 「…和田秀平だけど」 「えっとじゃあ、い、いくつですかっ?」 「…二十歳」 「二十歳っ!?もっと上かと思ってました…!」 「え、俺そんな老けてんの?」 「ち、ちがっ…!大人びているという意味で…!!」 背も高いし顔も整っているせいか、私にはそう見えた。