羽根を持つ日まで


「お前……怪しいな…どこのものとも言えぬとは…」


「えっ?怪しいって……」


「お前を調べないといけない。俺についてくるんだ」


「え!ちょっと!私何もしてないです!!離して……!」


ガシッと腕を捕まえられ逃げることも出来ない。
途中、手にはロープが巻かれ完全に逃げられなくなった。


ドカッ!!


「……っ!」

乱暴に檻の様な馬車に乗せられ私は捕らえられてしまった。