「あなた達の罪は晴れない。

あなた達は、私をいじめただけでなく、ミュラちゃんのことをいじめたも同然なの!」

ギョッとしているいじめっ子たちを差し置いて、私はさらにまくし立てる。


「あたしはもう、負けない!」

そして、最後に、すうっと息を吸って、こう言った。

「私は、あなた達の玩具じゃない!」


私はそのまま踵を返し、トイレを出て行った。