私の・・・初めての友達になってくれて。

感謝してもしきれない、ミュラちゃん。

私は、頭を強く振った。

「ぅわっ!?」

不意をつかれたいじめっ子は、思わず手を離す。

私はその瞬間、いじめっ子たちを見渡し、

「許さない!」

と叫んだ。