たしかに彼女は貧乳だ。Aカップのブラがカパカパしているくらいの。あたしが彼女に勝っているところが唯一あるとすれば、それは胸の大きさだろう。
「で、でもねっ」
あたしは胸から彼女の手をどかした。
「胸目当ての男のコと付き合うのは……」
ここでくちごもったのは、もちろん中2のときのはじめてカレシに言われた、胸が大きいこと以外なにも取り柄がない、ということばが今でも記憶の片隅にこびりついていたからだ。
「みさき、別に“色仕掛け”で迫れ、って言ってるわけじゃないよぉ♪ 実はなぎさちゃんがみさきに劣等感を持ってることに気づいてたし……だから、なぎさちゃんのほうがあたしよりスゴイところもあるんだよ、って自信を持ってもらいたかっただけだよぉ♪」
「みさきちゃん……気づいてたんだ?」
ニコニコしながら黙ってうなずく彼女。
「それに比嘉くんはなぎさちゃんのカラダ目当てじゃないと思うよぉ♪」
「えっ?」
「だって2人は、同じ夢を持ってるんだよねぇ♪ プロの作家になりたい、っていう同じ夢を♪」
「………」
「で、でもねっ」
あたしは胸から彼女の手をどかした。
「胸目当ての男のコと付き合うのは……」
ここでくちごもったのは、もちろん中2のときのはじめてカレシに言われた、胸が大きいこと以外なにも取り柄がない、ということばが今でも記憶の片隅にこびりついていたからだ。
「みさき、別に“色仕掛け”で迫れ、って言ってるわけじゃないよぉ♪ 実はなぎさちゃんがみさきに劣等感を持ってることに気づいてたし……だから、なぎさちゃんのほうがあたしよりスゴイところもあるんだよ、って自信を持ってもらいたかっただけだよぉ♪」
「みさきちゃん……気づいてたんだ?」
ニコニコしながら黙ってうなずく彼女。
「それに比嘉くんはなぎさちゃんのカラダ目当てじゃないと思うよぉ♪」
「えっ?」
「だって2人は、同じ夢を持ってるんだよねぇ♪ プロの作家になりたい、っていう同じ夢を♪」
「………」


