熱恋~やさしい海は熱砂の彼方~

まさか、みさきちゃんに応援されるとは思ってもみなかった。

「でも、あたし……みさきちゃんのウソを簡単に信じ込んで、彼に『全部なかったことにして』ってメール送っちゃった……」

「だからもうおしまいだっていうのぉ? でも、それはなぎさちゃんが、一方的にそう思ってるだけなんじゃないかなぁ?」

「そ、そうかな…?」

「そうでなきゃ、ズブ濡れになってまで、なぎさちゃんちに来たりしないよ♪」

彼女と航平くんは、あたしが飛び出して行ったあとも、海の見えるカフェに残っていたみたいだから、きっとこれまでのことを話していたんだろうと思う。

「なぎさちゃん、もっと自分に自信持ちなよぉ♪ いいもん持ってんだしぃ♪」

そう言って彼女はあたしの胸を触った。…というよりはソフトタッチでもんだ。



「キャア!!」



生まれてはじめての感覚に、あたしは大声を上げてしまっていた。

「うわぁ~、やわらかくて気持ちいいんだぁ♪ みさき、貧乳だから、うらやましいよぉ♪」