あたしは今まで、こんな人に出会ったことがない。
いや、多分もう、2度とこんな人とは出会わないと思う…なんかそんな気がする……。
そう思うと、彼をほかのコに取られたくないという思いが押さえ切れないくらいの勢いで、グングン大きくなっていった。
そのとき、屋上に突然つむじ風が吹いて、あたしと彼のヘアースタイルを乱し、そしてあたしの制服のスカートをパラシュートのように、ふわっ、と開かせた。
「風が強くなってきたな。そろそろ下に降りるか」
そう言って、屋上の出入り口に向かって歩き出す彼。
だけど、あたしは歩き出さなかった。
「待って…」
「ん?」
立ち止まって振り返る彼。
「待って…ください……」
風の中のあたしは、乱れる髪の毛とスカートを押さえながら…、でも彼をまっすぐに見ていた。
いや、多分もう、2度とこんな人とは出会わないと思う…なんかそんな気がする……。
そう思うと、彼をほかのコに取られたくないという思いが押さえ切れないくらいの勢いで、グングン大きくなっていった。
そのとき、屋上に突然つむじ風が吹いて、あたしと彼のヘアースタイルを乱し、そしてあたしの制服のスカートをパラシュートのように、ふわっ、と開かせた。
「風が強くなってきたな。そろそろ下に降りるか」
そう言って、屋上の出入り口に向かって歩き出す彼。
だけど、あたしは歩き出さなかった。
「待って…」
「ん?」
立ち止まって振り返る彼。
「待って…ください……」
風の中のあたしは、乱れる髪の毛とスカートを押さえながら…、でも彼をまっすぐに見ていた。


