「えぇっ、こんなに文章力あるのに、もったいないよ」
あたしからしてみれば、うらやましいくらいの表現力だ。もっと彼の書いた小説を読んでみたいとも思うし。
「小説はもう書かねぇけど、文章はこれからも書き続けるつもりだ。…つーか、ぶっちゃけ俺、将来は“ノンフィクションライター”になりてぇんだよな」
「ノンフィクション…ライター…?」
「空想の物語を考えて書く作家じゃなくて、現実の出来事を徹底的に取材して書く、それがノンフィクションライターってヤツさ」
「ふぅん。でもなんでノンフィクションライターなの?」
あたしが訊くと、彼は怖いくらいの真剣な顔をして、静かに、でも力強い感じで語りはじめた。
「なんらかの理由によって、明るみにされていない真実っていうものが、実は世の中にはいっぱいあると思うんだ」
「明るみにされていない真実……」
「だけど、そんな真実なんて誰も知らない、いや見て見ぬフリさえしようとしている」
「………」
「だったら俺が光を照らして、隠された真実を明るみにしてやる。暗闇の中でもがき苦しんでる人たちのために少しでも力を貸してあげたい、って、そーいうふうに思ってるんだ」
あたしからしてみれば、うらやましいくらいの表現力だ。もっと彼の書いた小説を読んでみたいとも思うし。
「小説はもう書かねぇけど、文章はこれからも書き続けるつもりだ。…つーか、ぶっちゃけ俺、将来は“ノンフィクションライター”になりてぇんだよな」
「ノンフィクション…ライター…?」
「空想の物語を考えて書く作家じゃなくて、現実の出来事を徹底的に取材して書く、それがノンフィクションライターってヤツさ」
「ふぅん。でもなんでノンフィクションライターなの?」
あたしが訊くと、彼は怖いくらいの真剣な顔をして、静かに、でも力強い感じで語りはじめた。
「なんらかの理由によって、明るみにされていない真実っていうものが、実は世の中にはいっぱいあると思うんだ」
「明るみにされていない真実……」
「だけど、そんな真実なんて誰も知らない、いや見て見ぬフリさえしようとしている」
「………」
「だったら俺が光を照らして、隠された真実を明るみにしてやる。暗闇の中でもがき苦しんでる人たちのために少しでも力を貸してあげたい、って、そーいうふうに思ってるんだ」


