『久々に、小春も作ってみない?』
『……えー…』
『えーじゃないわよ。
小春、あんた、女子力磨かないと男に相手されないわよ?』
『別にいいけど……』
私の答えに、ため息をつきながら頭を横にふる雫。
まぁ、本当に男の子に相手されなくても生きていけるし……ねぇ?
私的には今が1番楽しいし!
『……たく…
これだから小春は……』
未だため息をついている雫から腕時計に目を移すと、そろそろ授業が終わる時間だった。
『雫、次の授業体育だよ‼︎』
体育は1番好きな教科なもので。
サボりたくないんだよね。
『……やる気が出ない』
そう言った雫を、今度は私が引っ張る番だった。
雫の手を引いて、急いで着替えて体育館に向かう。
『ヤバっ……そろそろ授業始まっちゃう‼︎』
