「じゃあ結局宰我くんと?」 「うん、そうなったかな」 「やるじゃーん!!!」 ほぼ毎日のようにかかってくる 柚葉からの電話。 あっという間に来た夏祭りの日。 浴衣で行くか悩んでるという柚葉の 電話は今で二時間になる。 「わたしは着ないけどね」 「梨津着ないのかー。 あたしもやめとこうかなー」 この会話は三回目。