また君に会いに行く



「あははは!!!なんだそれ!あほかお前!
運命信じるかとかいきなり聞かれたら
そりゃ引くわ!おもしれぇ!!!」


机をバンバン叩きながら腹を抱えて笑う
こいつを無視して始業式に向かった。


「で?その子同じ学校の奴なんだろ?
見たことある奴だったのか?」


「いや、俺はたぶん見たことない」


長い長い校長の話を誰も聞いてない。


「どんな子?可愛い?」


「あ、あぁ。あれは可愛いの分類だろな」


綺麗な髪をしていたし
綺麗な足をしていた。

なによりあの笑顔に俺は見惚れた。