…なんで。 「梨津ちゃん?」 なんであんたの作ったもん 食べなきゃなんないの。 なんで、なんであんたが作るわけ。 いや、作るのは勝手だけど なんでわたしの分まで作ろうとしてるわけ。 なんで…なんで… 「友達と約束してるからいい」 「そっか、わかった。急にごめんね」 こういうときにそういうことするわけ。 靴を下に投げつけ必死に耐える。 でも、耐えきれないとわかったときには もう一気に溢れてきていた。 「梨津」