「休憩終わるぞ? 受付変わらないと仁が怒るぞ」 「お兄さんかっこいいね。お母さんも優しそう」 じっとわたしを見つめてた視線を 窓の外に変えたときに彼は少し笑って言った。 「普通だよ」 …普通、か。 その普通が手に入らないわたしは なんなのだろう。 ダメだ、もうこのことについて なんとも思わないと思っていたのに 胸が熱くなる。