また君に会いに行く




廊下からチラッと隣の教室を見る。

楽しそうになにかしてる隼人と目が合う。
反射的に逸らしてしまった。


「おい梨津!なんで無視するわけ?」


「無視してないよ。呼んでもないでしょ」


「目逸らしたじゃん」


ムスッと拗ねてる隼人の顔。
思わず笑いそうになる。


「どっか行くの?」


「保健室」


「え、体調悪いのか?」


「いや、眠い」


じーっと目を見てくるからまた逸らした。