また君に会いに行く




「あのさ、あの時の質問だけど
ちゃんと考えてみたんだけどさ
運命って信じるかどうかわからない。
運命がなにかもわからないし」



「…ぷっ。お前変な奴だな
あのとき逃げてその後もさっさと職員室出て
なのに、真面目に考えてたなんてさ」



なぜかお腹を抱えて笑ってる変人野郎に
苛立った。


考えなきゃよかったこのバカ。


「ムカつく。答えなきゃよかった
宰我くんて性格悪いんだね変人だし」