「前、検査で数値がおかしいから再検査して そのときもやっぱりいつもと違うって… そして、先週詳しく調べたら…うぅ…」 隼人のお母さんは口を抑えながら 涙を流す。 最後まで言われなくてもわかる。 ありえない。絶対ない。そう信じていた 再発の文字が頭に浮かんだ。 「あの子…治療受けないって…」 泣き崩れるお母さんの背中をわたしは さすることしかできなかった。 なんで…なんで…どうして どうしてこうなるの。