ぼーっと外を見る。 朝より天気が悪くなった気がする。 あ、早く隼人に会いに行かなきゃ… そう思うのに体は動かない。 さっきの隼人のお母さんの泣いている姿が 頭から離れない。 「お願いがあるの」 「なんですか?」 「隼人に治療を受けるように 言ってくれないかしら」 いつかの言葉を思い出す。 "俺、なにも受けないってもう決めてる"