あ… 一人で歩いている小さい子が転けた。 気がつけば荷物を席に置いて体は その子のところに行っていた。 「はい、痛くない痛くない」 泣きそうになっている男の子の頭を撫でて 笑いかけるとすぐに笑ってくれた。 慌ててお母さんがすいませんと その子の手をひいていった。 「それでいいじゃん」 席に戻ると隼人は さっきの男の子みたいな笑顔で 意味不明なことを言ってくる。