また君に会いに行く



はぁ、お腹いっぱい。


「南?もうこいつへの誤解は解けたか?」



ん?誤解?
あ、あぁ。あのよくわからない発言か。
運命信じるか…運命か…


相葉があいつ普通だからとわざわざ
弁解してきたのを思い出す。



「うん、大丈夫。えっと…名前なんだっけ」


背中を向けてる変人野郎は
わたしの方に振り返りなにか気まずそうな顔で
宰我隼人と言った。



あ、そうそう宰我隼人。