「心臓に負担をかけるな」
「ダメとは言わないんだな」
俺も男だからなとまたカルテに書き始める。
「この間の続きだがな…」
「あー、いつもと違う数値だっけ?
とりあえず再検査だろ、わかってるって」
行事が全て終わり俺ら三年生は
本格的に受験モードへと変わった。
俺はいつまであるのかわからない人生
なんの選択をするべきか
だいたいのことは決めている。
"今回も検査に異常なしだ"
いつもこれを聞きに来ているはずなのに
この間は違った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…