「本当に嫌いだったんだ。 運動会とかそーゆー行事。 でも、梨津のおかげで行くことできた」 あー、そうか。そういうことね。 そりゃ、そうだよね。 したくてもできないことを目の前で やられてるのは嫌以外のなにものでもない。 立ち止まり手を引っ張る。 「うわ!なに!」 「わたしからはしないから」 そう言って軽く目を閉じた。