それからよく隼人の家に お邪魔することになった。 本当にお父さんお母さんお兄さん みんなよくしてくれる。 温かい家族がわたしの心を温めてくれた。 「リレー、結局アンカー走るんだろ?」 「うん、ひどい話だよ。 アンカーはトラック一周とか 途中で倒れるよ」 ハハハって笑う隼人を少し睨む。 「わりぃわりぃ。大丈夫だって! それより、練習では二位なんだろ?」 「うん、わたしがちゃんと走ってないからとか みんな言うんだけどこれもひどい話でしょ?」 「とか言って、本気で走ってないんだろ?」