食べ終わって隼人の部屋に向かった。 思ってたよりシンプルで綺麗だった。 隼人はベッドに腰掛け、わたしはベッドを 背もたれに座った。 「ごめんな、うるさい家で」 「そんなことないよ、すごく温かい家族だよ」 これが家族の姿。わたしが一度は望んだ姿。 「梨津?なにがあったんだ?」 「…なんにもないよ」 ベッドから降りてきてわたしの隣に座った。