わたしが立ち上がった瞬間 お母さんはお父さんに平手打ちをした。 「ふざけんじゃないわよ! そんなこと思ってたの? 信じられないわ!それでよく梨津を渡せなんて 言うわね!!絶対渡さないから! 梨津はあたしの子よ!」 「だまれ! これ以上梨津が問題を起こすと困るんだ! お前みたいなろくに子どもをみずに 仕事してる奴に梨津を任せてられるか!」 え、なにこの人たち。 わたしの取り合いですか。見苦しいです。 だいたい、お父さんの方になんて 死んでも行きたくない。