「宰我さん、大丈夫ですよ。 走ったみたいで少し心臓に 負担がかかっただけです。 もう心配いりません。中へどうぞ」 みんなが中に入って行く。 立ち上がることはできたけど前に動くことは できなかった。 「梨津?」 柚葉はそんなわたしに気づき そっと座らしてくれた。 「なにがあったの?」 さっきのことを話した。 柚葉はただ一言、そっか。とだけ言った。 また扉が開き先生だけが出てきた。 入れ替わりに柚葉が じゃあ代わりにあたしが様子見てくるねと 気をつかってくれた。