「なんで庇ったわけ」 「理由なんてないよ」 氷を袋に入れて渡す。 男前の顔に傷がついて可哀想に。 「梨津ちゃん祭り行くんだろ?彼氏と?」 「関係ないでしょ」 部屋に戻って準備を始める。 この箱だけ大きい家にいつも一人だったけど 毎日あの男がいるから変な感じが 最初はしていた。 でも、今では当たり前すぎて それに慣れた自分に少し驚いている。