─とんとんとん

あたしは階段を軽い足取りでおりた。


「お母さん、お父さんおはようございます!」

「あら、お母さんなんて。ふふっ」

「わぁ~!ごめんなさい~!嫌でしたよねっ図々し過ぎますよねっ
もう言いません~っ」

「いいのよいいのよ。娘ができたみたいで嬉しいわ。
ねぇ、お父さん」

「あぁ、可愛らしくていいじゃないか」


「うわぁーん!ありがとうございます~!」

あたしはお母さんに撫でてもらった。

幸せすぎますぅ…