恋の物語



─コンコンっ

「信治~」


あたしはドアから顔だけだした。

「もー、寝るね?」

「おうおやすみ。」

なんだかんだ言ってもう11時だ。

少し眠い。



部屋のすみにあった布団をしいて

布団に潜り込んだが

なんの音もしなくて

真っ暗で…

こわい…

暗いとあの時を思い出す…

今日、松田さんがきたこともそうだけど

もうひとつ。

あの日を



「はあ…っはぁ…!」