恋の物語



─チン

「あ、焼けたわ」

「わーっ楽しみです!」


あたしはミトンを両手につけてオーブンからクッキーを取り出した。


「わぁ…!美味しそう!」

「はなちゃん!上手ね!」

「あ、ありがとうございますっ」



──サクッ


「わぁ!美味しい!」

それからしばらくクッキーを冷まして…



「ラッピングできましたぁ!」

「あら、綺麗ね」

えへへ…。


お、大滝くんに渡そう…!