「どえぇぇ!?!?」
お友達たち。叫んでる。
だって学校1目立つグループだもんね。
私も、まだ夢みたいだ。
もあは、ニヤリと笑って
「好きになっちゃった??」
と言う。
「まっ、まさかぁ!」
あんな人に恋なんてできないよ!
キッラキラだもん…。
特に、はるなお先輩。
「私、恋なんかしないよ。」
私はそう言って笑ってみせる。
そして、静かに教室を出る。
恋なんて、しても悲しいだけだ。
私が、昔そうだったから。
きっとさ、可愛くてキラキラした子がしなきゃね。
わたしは重たい足取りで登りにくい階段を登り、屋上へ来た。
開くはずのない古く錆びた重い扉のドアノブを握る。
ギギィ…。
屋上の扉は不快な音を立てて、開いた。
あれ?なんでかな?
屋上って開かないんじゃ…。
ドアをバタンと閉めると、風が私を通り過ぎていく。
「きもちいい…。」
目をつむり、においをかんじる。
かすかな香水の匂い。
男の人?スパイシーな匂い。
キョロキョロと見回しても誰もいないから私は扉の横に座る。
手は鉄臭くなってた。
「はる、なおせんぱい、かぁ。」
誰も聞くはずのない言葉を空へと飛ばせる。
「なに?」
上から声がして、ばっと頭をあげる。
「わわわわぁっ!?」
どアップにキレイな顔が。
香水の匂いだ。
「誰だっけな。はるちゃんだっけ?」
ニコッと笑うはるなお先輩。
「は、はい…っ」
バックン、バックン。
顔が熱い。
「俺のこと、呼んだでしょ。」
「ちちっ、ちがいます!…えと…。」
はるなお先輩は優しい甘い笑顔を浮かべて私の右隣に座った。
お友達たち。叫んでる。
だって学校1目立つグループだもんね。
私も、まだ夢みたいだ。
もあは、ニヤリと笑って
「好きになっちゃった??」
と言う。
「まっ、まさかぁ!」
あんな人に恋なんてできないよ!
キッラキラだもん…。
特に、はるなお先輩。
「私、恋なんかしないよ。」
私はそう言って笑ってみせる。
そして、静かに教室を出る。
恋なんて、しても悲しいだけだ。
私が、昔そうだったから。
きっとさ、可愛くてキラキラした子がしなきゃね。
わたしは重たい足取りで登りにくい階段を登り、屋上へ来た。
開くはずのない古く錆びた重い扉のドアノブを握る。
ギギィ…。
屋上の扉は不快な音を立てて、開いた。
あれ?なんでかな?
屋上って開かないんじゃ…。
ドアをバタンと閉めると、風が私を通り過ぎていく。
「きもちいい…。」
目をつむり、においをかんじる。
かすかな香水の匂い。
男の人?スパイシーな匂い。
キョロキョロと見回しても誰もいないから私は扉の横に座る。
手は鉄臭くなってた。
「はる、なおせんぱい、かぁ。」
誰も聞くはずのない言葉を空へと飛ばせる。
「なに?」
上から声がして、ばっと頭をあげる。
「わわわわぁっ!?」
どアップにキレイな顔が。
香水の匂いだ。
「誰だっけな。はるちゃんだっけ?」
ニコッと笑うはるなお先輩。
「は、はい…っ」
バックン、バックン。
顔が熱い。
「俺のこと、呼んだでしょ。」
「ちちっ、ちがいます!…えと…。」
はるなお先輩は優しい甘い笑顔を浮かべて私の右隣に座った。

