5ヶ月たちました。

もうすぐ文化祭です!

あー、楽しみっ!

私とはるなお先輩は相変わらずの関係で毎日、お昼を食べている。

もあは、きっぱりすっぱりユウヒ先輩を諦めて、いまはコウスケ先輩と付き合ってる。

ーー

「では、今から係りを、決めます。」

委員長の菅原くんがハキハキと喋る。

んー、なにしよかっなぁ。

「まず、だしものですが、なにがいいですか?」

ザワザワ。

「お化け屋敷ー!」「コスプレカフェ!」「たこ焼きやさん!」

みんなが口々に言う。

多数決をとると、お化け屋敷だった。

「お化け屋敷、ってことでいいですか?」

わーい、たのしそう!

「それでは、お化け役、客寄せ、お店作り、受付、買い出し、という感じでまず大きくわけます。お化け役のひとは自分の衣装も作ります。」

んー、もあはなににするのかな。

もあを、ちらっとみると、

ニカッとわらって

「お化け役っ」

と言った。

うん、楽しそう。

それにしよう!!



希望通り、私ともあはお化け役になれました。他に、神原くん、ゆうか、ももかちゃん、蓮見くん、などなど、計8人!

私は白い服着て血を流す幽霊役なんだ!

楽しみだな〜。

はるなお先輩に来てもらっておどかそうかな。

「あ、はるちゃん、お化け役一緒だね」

「あ、百華ちゃん。」

ももかちゃんは可愛い系の女の子で、ボブの髪の毛がフワフワでかわいい。

「がんばろうね!」

「うん!!」




〜〜



いよいよ明日か〜。

立派なお店ができた。

結構、本格的だしね。

「ねぇ、はるちゃーん、」

「ん?あ、ももかちゃん!」

ももかちゃんはニッコリ笑って、

「川本はるなお先輩ってぇ、かっこいいよねぇ。」

と言う。

「う、うん?」

「なんでもないっ、ごめんね!」



どうしたんだろう。

ももかちゃんはタタッと可愛らしく友達の方へ駆けていく。

その頃、ももかちゃんは、

友達「ももか、あの子どうだった?」

百華「ん?ライバルってとこかな。」

友達「へぇー。」

百華「ま、譲る気はないけどね。」

っていう会話をしてた。

〜〜

家に帰るとラインが入ってて、

はるなお【明日、ひま?】

私【ひまっていうか、文化祭ですよ?】

はるなお【休憩ある?】

私【はい!交代制なので。】

はるなお【じゃあ、一緒にまわろ。】

私【はいっ(*^^*)】


嬉しい〜!!

ねぇ、はるなお先輩。

私、少しだけ期待してもいいかな?