「はるちゃんは甘えん坊だね。」
「え?」
「1人じゃ、やなの?」
はるなお先輩はニコニコと笑う。
お弁当をしまって、はるなお先輩に向き合う私。
「そういうんじゃなく、て…。私がはるなお先輩といたいからです…。」
言ってしまった。
ドキン、ドキン…。
はるなお先輩は私に近づくと、フワリと頬に触れる。
ドキンっ!
な、なん、なん…。
ままままさか、ちゅう!?
ドキドキが止まらないよっ。
「ぐううぅぅ、ぎゅるるる。」
ん…?
お腹、なった…?
はるなお先輩もポカン、としている。
カァァっ。
ほおが熱くなるのがわかる。
「わ、わぁああん〜!」
すると、はるなお先輩は
「ぶはっ。あははははっ!」
爆笑してる!?
わわわわわわっ。
「は、恥ずかしい…。」
「ははははっ、はるちゃんおもろすぎ。あははははは!」
でも。
とくん…。
こんなに笑ってるはるなお先輩はじめて見たかも。
「ごめ、笑いすぎた?」
ぶんぶんと首を振る私。
「さっき、ご飯食べたばっかりなのにお腹なるってすごいね。ははっ。」
ううぅ、消えたい…。
「ごめんなさい………。」
「謝らないで?あ、そうだ。」
はるなお先輩は笑って、ポケットをゴソゴソする。
「はい、ぷっちょ、どーぞ。」
ニコッと笑うはるなお先輩。
「あ、ありがとうございます!」
嬉しい。嬉しい。
ぷっちょを口に含むと、甘くぶどうの香りが口いっぱいに広がった。
「そろそろ、戻りますね。」
「うん!…あ。」
はるなお先輩がなにかを思ったようにとまる。
「どうしたんですか?」
私が聞くと、
「明日も、ここに来てね。」
と鮮やかな笑顔で笑った。
「はいっ!」
私はめいいっぱいの笑顔で返事をした。
〜〜
ピロリンっ。
授業中、携帯がなった。
ビクっ!
私のだ…。
引き出しにいれといたけど、サイレントにするの忘れてた。
「誰だ?いまの。」
国語の先生が怪訝にみんなを見る。
「まぁ、いい。ちゃんとサイレントにしとくか、電源オフにするんだぞ。」
ほっ。
よかった。
私は引き出しから携帯をこっそり取り出し、見る。
はるなお先輩【授業中?】
うわわ!はるなお先輩だ!
私【当たり前ですよ!】
はるなお【俺も授業中〜】
私【真面目にしなくていいんですか?】
はるなお【はるちゃんこそ。】
私【だって、はるなお先輩からラインが来るから…無視はできなくて。】
はるなお【なにそれ、嬉しい。】
私【また明日、お喋りしましょうね。】
はるなお【うん!夜にもラインしていいかな?】
私【はい(*^^*)】
はるなお先輩、、、
やばい、好きだ好きだ。
「…い、…おい!」
「わっ!?」
顔をあげると、
国語の先生が…。
う、わ、わわ…。
「糸田ぁ?携帯見るなんて度胸あんだなー。はい、今日、掃除な。」
うぅ…っ。
「は、はい…。」
もあをチラリ、と見ると、
苦笑しながら口パクで
「て つ だ う。」
と言ってくれた。
「え?」
「1人じゃ、やなの?」
はるなお先輩はニコニコと笑う。
お弁当をしまって、はるなお先輩に向き合う私。
「そういうんじゃなく、て…。私がはるなお先輩といたいからです…。」
言ってしまった。
ドキン、ドキン…。
はるなお先輩は私に近づくと、フワリと頬に触れる。
ドキンっ!
な、なん、なん…。
ままままさか、ちゅう!?
ドキドキが止まらないよっ。
「ぐううぅぅ、ぎゅるるる。」
ん…?
お腹、なった…?
はるなお先輩もポカン、としている。
カァァっ。
ほおが熱くなるのがわかる。
「わ、わぁああん〜!」
すると、はるなお先輩は
「ぶはっ。あははははっ!」
爆笑してる!?
わわわわわわっ。
「は、恥ずかしい…。」
「ははははっ、はるちゃんおもろすぎ。あははははは!」
でも。
とくん…。
こんなに笑ってるはるなお先輩はじめて見たかも。
「ごめ、笑いすぎた?」
ぶんぶんと首を振る私。
「さっき、ご飯食べたばっかりなのにお腹なるってすごいね。ははっ。」
ううぅ、消えたい…。
「ごめんなさい………。」
「謝らないで?あ、そうだ。」
はるなお先輩は笑って、ポケットをゴソゴソする。
「はい、ぷっちょ、どーぞ。」
ニコッと笑うはるなお先輩。
「あ、ありがとうございます!」
嬉しい。嬉しい。
ぷっちょを口に含むと、甘くぶどうの香りが口いっぱいに広がった。
「そろそろ、戻りますね。」
「うん!…あ。」
はるなお先輩がなにかを思ったようにとまる。
「どうしたんですか?」
私が聞くと、
「明日も、ここに来てね。」
と鮮やかな笑顔で笑った。
「はいっ!」
私はめいいっぱいの笑顔で返事をした。
〜〜
ピロリンっ。
授業中、携帯がなった。
ビクっ!
私のだ…。
引き出しにいれといたけど、サイレントにするの忘れてた。
「誰だ?いまの。」
国語の先生が怪訝にみんなを見る。
「まぁ、いい。ちゃんとサイレントにしとくか、電源オフにするんだぞ。」
ほっ。
よかった。
私は引き出しから携帯をこっそり取り出し、見る。
はるなお先輩【授業中?】
うわわ!はるなお先輩だ!
私【当たり前ですよ!】
はるなお【俺も授業中〜】
私【真面目にしなくていいんですか?】
はるなお【はるちゃんこそ。】
私【だって、はるなお先輩からラインが来るから…無視はできなくて。】
はるなお【なにそれ、嬉しい。】
私【また明日、お喋りしましょうね。】
はるなお【うん!夜にもラインしていいかな?】
私【はい(*^^*)】
はるなお先輩、、、
やばい、好きだ好きだ。
「…い、…おい!」
「わっ!?」
顔をあげると、
国語の先生が…。
う、わ、わわ…。
「糸田ぁ?携帯見るなんて度胸あんだなー。はい、今日、掃除な。」
うぅ…っ。
「は、はい…。」
もあをチラリ、と見ると、
苦笑しながら口パクで
「て つ だ う。」
と言ってくれた。

