空の色


桜が咲き始め、新な命が生まれ始めたある春の日に、私は、




自殺した。



あのときは、ただただ孤独で、毎日がつまらなくて、辛かった。逃げたのだ。生きることから。


「私は空気だ」

「みんなには私は見えない」



そう言い聞かせ、必死に生きた。でもダメだった。耐えられなかった。

遺書も書いた。誰も読んではくれないであろう遺書。そこにはどんなことを書いたんだっけ。

あれ?私は…


誰だっけ?