ドアの前で雅臣さんが待ってくれていた

「雅臣さん、大丈夫だった、姉の姿が見えないから今探しているの」


「顔出してくれたけど、案外あっさりとでていったよ?もう大丈夫だよ」


係りの方の合図と共に
ドアがあきまばゆい光に包まれた
拍手の中を歩いて行った


式もつつがなく進み
衣装換えで席をたった