えっ?

告白?

呆然とするしかなかった。

「そろそろ、気持ち伝えなきゃなって思って、それで、夏祭りに言ったら、学校始まるまで時間あるしいいかなって!
タイミング...今しかないって思ったの」

美桜の顔は緊張しているようだった。

そうだよね。
前から告白するって決めてたんだから、するに決まってる。
明日...か。
邪魔、しちゃダメだね。

「頑張ってね!」

私は、一言だけ言って、笑顔を向けた。
その様子に、一瞬美桜が苦しそうな表情をしたのは私の気のせいなのかな?

「私も、応援してるよ。」

「みっちゃんファイト!」

私に、続いて夜子と羽奏も美桜に声をかける。

「みんな...ありがとう!」

そう言った美桜の顔を私は見れなかった。