「ううん、大丈夫。菜美ちゃんのせいじゃないよ、、、私が、弱かっただけだから、、」

美桜は、悔しそうに下を向いて言った。
その顔が、あまりにも、辛そうで……早く気づいてあげられなくて、こんな、自分が嫌だった。

「菜美ちゃん、、、、菜美ちゃんは、私のそばにいてくれる??」

「えっ?」

顔を上げて、美桜を見た。
美桜は心配そうに、どこか寂しそうな顔で私を見ていた。
こんな、顔もさせたくなかったな。
私は、美桜の方に体を向けた。

「もちろん、ずっと一緒にいるよ。」

私は、真っ直ぐに美桜の目見て、心配させないように笑顔で言った。

安心して、美桜。

「私が、守るからー」