「玲奈おはよー」

「あ、あいりおはよ!」




あれから暫くしたけど

誰もなにもしてこない。


きっと忰田くんが裏で手を回してくれているんだろう。


そこまでしてくれる忰田くんは

本当にいい人だ。






誰もなにもしてこない、そう信じだしたのはこの頃からだろう。