ここだ。 誰もいないの? きょろきょろと辺りを見回した。 ─どんっ 「わぁっ」 あたしは咄嗟のことで反応できずに 顔面からこけた。 「あははっ!!」 背中、おされたんだ。 「だれ、ですか?」 「あ?うちのこと? 山田かんなだけど?」 山田、かんなさん。