あたしのこと、好きになってよ

「なんで玲奈ちゃん知ってるのー?」


「いやいやいやいや!逆に

知らない人いないと思うよ!この学校に!」


えー?なんでー?

はっ!

「まさか2人!なんかやらかしたんじゃ!」


「なんもしてねーよ」

忰田くん即答。


「あー。俺したかも~」

間延びした声で話すのはたっくん。


「たっくんなにしたの。」


「んー。わかんなあーい」








どこの王子さまですか。


わかんなあーい、で済むからいいけど。

済まなかったらどうするつもりだったんだよ、おい。


でも何で有名人なんだろーねー



「だって!ふたりはこの学校の

2大王子さまって呼ばれてるんだよ!」



あー。納得。

このイケメンちゃん2人のことね。

なぁーるほど。


「えー。俺そんな風に見られてたんだあ」

たっくんって緩いよねー


「王子さまとかガキかよ」

と、テキトーにあしらうのは忰田くん。

忰田くんは見た目通り短気だね。