*王子と冴えないプリンセス*



すると、あからさまに不機嫌そうな表情を浮かべる本城さん。


「はぁ?何がバイバイだ。俺もそっちの道なんだけど。家まで帰るんだろが」


なっ…やっぱり上から目線!!


最悪最悪!

なんで帰り道までこの人と一緒!?



あたし呪われてんの!?


さすがにイライラも最高潮まで達してきた頃。


あたしは言い返してやりたい気持ちをグッとこらえて歩きだす。





数分たった時

「手、だせ。」

「え…っなんで?」

「うるせぇよさっさと出せ」