*王子と冴えないプリンセス*




本城さんと一緒に歩いているところを見られたくないから


あたしは本城さんの後ろを距離をとって歩いた。



………なんか、気まずい。


冗談だったとはいえ、なんで本城さんがあんな事言ったのか気になる…


重い沈黙のなか、やっと校門が見えてきた。




道もきっと違うだろうし、家まで帰ろうって意味じゃないよね。


「ば、バイバイ…」