「なっ…なっ…さ、最低!」 「い!いこ!」 西田木さん達は、ワナワナと体を震わせて逃げていった。 ………助かった。 それに、こんなタイミングよく助けられるなんて、漫画みたいなことも起きるんだ… 本城さんて、悪い人じゃない…かも? でも、やっぱりキスのことは… まだ、許せないかも… 「助けてくれたことは、ありがとうございます…」 「……別にお前のことなんて助けたつもりねーけど?」 前言撤回。 ついさっきまで悪い人じゃないかもなんて思ってたあたしの顔をぶん殴りたい。