*王子と冴えないプリンセス*



西田木さんは


「はぁ…」

とため息をつくと


あたしを睨みつけた。




「アンタさぁ…由真くんに話しかけられたからって何調子乗ってんだよ」


「ちょっと席近くなったくらいで仲良くなりやがって」


「どんな方法使って由真くんにとりいったわけ?」

あたしは…本城さんと仲良くなった訳じゃないのに。


それどころか


ファーストキスまで奪われて。



なんであたしが、ここまで言われなきゃなんないの…!?



「本城さんとは、仲良くなってもいないし、とりいってもないよ!」