*王子と冴えないプリンセス*



「だって…美香山さんの為に、わざわざ酔わないのに前の席に行くなんて嫌だし

それに、美香山さんが本城さんを好きとか、どうでもいいもん」

冷めた声でそういうと

美香山さんは涙目になった。

「お前由真くんのなんなんだよっ!!」


咄嗟に聞かれたその言葉。

あたしは…

本城さんの何なんだろう。


男友達…でもないかもしれない。


「ただの…クラスメイトだよ」


「だったら」


「______もういいんじゃない?」