*王子と冴えないプリンセス*



「だけど、ますます先輩が怪しくなってきたよね…


なんか先輩の情報聞いた?」


そう聞かれて、ふと思い出した。


「そういや、お姉ちゃんから聞いた話なんだけど_____」


全てを話終えると、瑠海ちゃんは目を見開いて驚いていた。

「そうなんだ…ムカつく人を裏でボコらせるって…。怖いね」

「うん…」

正直、こんな話は信じたくはない。


あんな優しそうな人が、そんな酷いことをしているなんて

想像もつかないから…


「この話嘘だと思う?」


そう聞くと、瑠海ちゃんは真剣な顔になった。


「仁菜ちゃんは、どう思うの…?」