*王子と冴えないプリンセス*




けど…
それほど先輩は危ない人間なんだということなんだろうな。

お姉ちゃんも、巻き込まれたくないんだよね。

そう考えたら、少し胸がチクッとした。



だけど、あたしは本城さんを助けたい。

お姉ちゃんの話が本当なら、なおさらそう思った。


ふと、本城さんが呟いていた言葉を思い出す。

あの言葉の真意は分からない。

先輩からあたしを守るって意味だと、あたしが勝手に思ってるだけだから

もしかしたら先輩じゃないかもしれない。

だけど…あたしはそれを確かめたいんだ。