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「無断欠課するときは、体調悪くても次からちゃんと言いなさい!」
放課後、あたし達は先生に呼び出され、ただいま叱られ中。
あたし達は体調を崩したという理由にした。
2人して体調崩すなんて、怪しまれるかとも思ったけど
普段は一応まじめなあたし達を見て、先生は信じてくれたらしい。
「失礼しました…」
職員室の扉を閉めたあと、はあとため息がでる。
「瑠海ちゃん…ごめんね」
「全然いいよ。…それより、本城さんが隣の席だったけど、大丈夫だった?」
「あー…うん。気にはなったんだけど瑠海ちゃんが話を聞いてくれたおかげで、なんか楽だったかも」
「そっか…良かった!」
あの後クラスに戻るのは、すごく気がひけた。
クラス入った瞬間、本城さんの取り巻きの派手な女子達にだいぶ見られたし…
あと、本城さんにも…。
けど、一瞬目があったのに、ふいっと逸らされた。
やっぱり、なんかチクッとしたけど…。
て、だめだだめだ!
せっかく瑠海ちゃんにも話聞いてもらって、
これから先輩調べるって決めたとこなのに!
ネガティブになりそうな気持ちを必死で奮い立たせる。

